【歴史からブランドを読み解く001】10世紀頃生まれた「ブランド」の語源


なぜ「ブランド」?


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「ブランド(brand)」という言葉の語源は、

北欧で8世紀頃から使用されていた
古ノルド語の“brandr”(ブランドル)に
由来します。

 

この言葉には
「焼き印を押す」
という意味があります。

 

 

この焼き印は、
10世紀頃(日本だと平安時代中期)の北欧で

家畜を管理するための仕組みとして
使われ始めたと言われています。

 

つまり、この焼き印の仕組みは

所有者の「信頼」と「品質保証」を
”視覚的”に示すものとして機能していたのです。

 

 

 

牛に焼き印を押すことで、
以下のような効果が得られました。

・家畜の所有権を明確にする

・盗難や他の家畜との混同を防ぐ

  

この考え方が「ブランド」という
概念の原点となり、

現在の認証マークや地域ブランドにも
受け継がれています。